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奈良県桜井市の長谷寺に行ってきました。
まだ夜も明けない5時に家を出発して、満月を眺めながめつつ車を走らせ、駐車場に車を停めたのが6時過ぎ。さすがに寒い。明かりも少なく、石段に眼を凝らしながら山門を抜けると有名な登廊がのびています。ここからは万燈籠がともり美しい。忙しく行き交う僧侶の方々も爽やかな笑顔で気さくにあいさつをしてくれます。

風情ある登廊を上がりきってまずは本堂で十一面観音様のご尊顔を拝します。
長谷寺は登廊が有名なのですが、それよりも私がここに来るのはやはり観音様にお会いするためなんです。見上げると、優しいお顔で覆い被さるように我々を見つめておられます。初めて訪れた時はその近さに大きさに度肝をぬかれました。迫力がというよりも、圧倒的な親しみ感がすごい。また、特別な期間ですがおみ足に触れることができるイベント(言い方に難あり?)もあって、それもおススメ。



6時半からは『朝の勤行』があり、祈祷を申し込んだ人でなくても一般客でも無料で(参拝料は必要)参加できます。システムがわからなくて、「参加したいんですけど…」と受付の方にたずねると、「あ、どうぞ…。」と外陣を指される。靴を脱ぎ上り込む。きれいな紅緋色の細長いお座布団が二つ折りの状態で並べられており、これは広げて座るものなのか、もしくは寒さ対策で二重にしてくれてるものなのか?と一瞬悩むも、寒さに負けてそのまま行儀悪く座ることにする。外陣は四方が開け放たれているので吹きっさらしなのです。

少ししますと案内係の僧侶の方が来られて、輪袈裟、経本を配ってくれます。しかも寒い方にはひざ掛けまでもが用意されてます。そうこうしていますと内陣で勤行が始まります。すべてのお経を我々も一緒にあげます。大丈夫、経本にはひらがなをふってくれてますし、前もって案内係の方が詳しく進行を説明してくれますので心配は要りません。

般若心経をはじめ色々なお経をあげていくわけですが、これがなかなかのスピードで、声を出そうにも、ことばの怒涛の波にアップアップ。目で追っていくだけで精一杯、ほとんど口パク状態で必死についていきます。寒さで手は凍えて動かなくなるし、山の冷たい風が身体を冷やします。お座布団は二重で正解!とか、南極隊みたいなダウンコートも正解!とか、カイロを持ってくりゃよかったよー!とか余計な雑念でいっぱいになりつつも、いつしかお経をなぞっていくことに没頭していきます。

そんな中、ふと、川のせせらぎや鳥の鳴き声が耳に入ってきました。さっきまでそんな音は聞こえていなかったのに…。目とクチではお経にアワアワしつつ頭の一部ではそんなことを感じていました。視線を経本から外へと向けると、「あぁ、いつの間にか夜が明けてる…」。ことばの意味もわからないまま延々と唱え続けていると、いつぞやの四国遍路の時のようにトランスめいた状況にもなり、感覚が澄み切っていくのでしょうか。

お経があらかた終わると僧侶の方々が外陣のまわりに出て来られ、三方を囲む山々にも朝のあいさつをされます。そして我々にも、体育会系なドでかい声で「おはようございますっ!!!」。我々も圧倒されつつ「お、おはようございますっ!」。最後に長谷寺で一番位の高い猊下が少しあいさつされて朝の勤行は終わり。身体は冷え切っていますが、静謐な時間とこの清々しさを体験できたことは、1年の初めとして大変有難く、今年もはりきって頑張るぞ!と思いをあらたにしたのでした。

後からホームページを拝見しますと、この朝の勤行は1年を通して元日だけ行っていないそうで、たまたま2日に初詣に行くというタイミングで体験できたことにさらに感謝しました。どなた様も是非この朝の勤行を体験しにいってください。

詳しくは祈りの回廊で。 (Click!) 


参加するならココ忘れずに!
・メッチャ暖かい服装
・カイロ
・あればお数珠
・元日はなし
・受付時間は夏期と冬期とちがう

それと、案内係の方も「朝の勤行」を広めたいというようなお話をされてましたんで、私の勝手な提案を。料金が少し発生してもいいので、何か記念になるものや、暖かいお茶かできれば簡単な茶粥の朝ごはんなんぞをいただければ恐らく参加者は増えると思うんですよね。十一面観音特別公開の時は料金が千円となかなかの値段ではあるものの、五色線の腕輪やお札やとうれしい記念品がたっぷり。そうするとやっぱりSNSでアップする人も増えると思うんです。朝の勤行は写真を撮るわけにもいかないし、アップしようにも無形のものですから伝えようがないんですよね。私のように特別信心深くない者でもこの体験は感動的ですから、是非広めてもらいたいと思います。
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夜も明けまして、日が差してきました。
懸造りの舞台から暖かい日をいっぱい浴びて、そろそろ帰りたいと思います。本当のところ、今日は大神神社に初詣に行くつもりだったんです。でも途中で気が変わって長谷寺へ。ナイスな移り気でした。
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明けましておめでとうございます
昨年中は大変お世話になりました
今年もどうぞよろしくお願い致します
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こまめ食堂
もう有名ですね、こまめ食堂。
伺うと2番目の整理券をくれました。
駐車場はないようですが、近くの小学校校庭が無料駐車場として開放されてますので、そこに停めて
開店時間まで千枚田などをブラブラ散策します。
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奥の鳥の巣みたいなのは瀬戸芸。行きませんでした、有料だし。
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八日目の蝉で出てきましたね。
おっ、時間になりましたのでこまめ食堂に戻ります。
あれよあれよと人だかりができます。
でも我々は2番ですから大丈夫。

おにぎり弁当を注文して冷たいジュースなんぞを飲みつつ待ちます。
たしか10~15分くらいでできあがって、次行きます。


次に向かうのは碁石山です。
ここで昼食ですね。
お分かりでしょうが、山の上ですからまたあの山道なワケです。
初日に訪れた常光寺さんの横を通って後ろにそびえる碁石山に上っていきます。
この道は距離は長いですけど、そこまで急峻な感じはしません。
途中、道を掃除中の住職さんらしき方を目撃しつつドンドン行きます。

駐車場は十分広くて整備されてます。
車を停めて階段を上り本堂へ。
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ここを下りると本堂
ここも洞窟みたいになっていて、そこそこ真っ暗で怖いです。しかも、さっき会ったのはやはり住職さんらしく、無人・・・。いらっしゃったらご祈祷してもらおうかと思ってたので残念。これじゃあ、お守りも買えないねーなんて思って見たら、だれもいないのにお守りやらが並んでる。む、無防備!
これじゃ盗まれる!と思ってしまうのは俗な証拠でしょうか。

とはいいつつ、お守りと御影(おみえ)が欲しいんですよ。
ちょいと机の向こうをのぞいてみるとお支払の皿が見えましたので、そこに代金をそっと載せておきました。
多分見つけてくださってるとは思うんですが・・・。
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御影は力強くで良いのですが、ごく普通の印刷なのが少し残念ですね。
いまどきどこのお寺さんでもそうなので仕方ないですが、
印刷でも版画的な要素があれば雰囲気が出ていいのになあ。

さて、無人の本堂を後にしまして先ほどの階段をいきますと左手にも階段があります。
とりあえず行ってみましょう。
階段は途中で消え、またプチ鎖場のように・・・。
わー怖い!いやーあぶない!と足元ばかりに集中してまして、
ふと顔を上げて、はっ!
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コスモスを激写してて気がつきました。
後ろの山に岩肌が見えてるところがありますよね?
そこに張り付くように建物がみえますか?

それ!そこに今から行くんです。
あの恐怖の山道決定!確実に!

でも行きますからね。


で、やっぱりなかなかの山道を激走して駐車場に到着。
そしたらマイクロバスが停まってる・・・。
え~!こんなに大きいマイクロバスで来れるの?
そうなんです、我々は軽自動車でも恐々きたのに、
地元の方はマイクロバスでだって平気で走っちゃうんですね。
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こんなとこを登ると・・・
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続いてここ。しかも手すりなし、鎖だけ!
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ようやく奥の院の入り口に。
スタート時点で我々すでにズルしてます。
というのも、この岩場はもっと下からが続いていて
本当はふもとからずっとこの状態を登ってこないとだめなんです。

でも~時間ないしね~ゴメ~ン。

で、到着したらこんな景色
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この先は撮影禁止なのでなし。
お堂からの景色も撮っちゃダメなんだって。
そんなのおかしくない?とりあえず従いましたけど。

洞窟の入り口みたいなところから入るとトンネルが続いていて、途中二手に分かれます。
片方は本堂へ、片方は何でしょう?
進んでいくと広い空間が現れて真ん中に小さな仏像があり・・
と、突然その場の湿度が急上昇!一気にメガネが曇ってぞわっと鳥肌が立ちました。
先に行く、いとこッチは平気そう。
彼女は霊的なことを少し感じる人なので、そういう類のものではなさそう。
でも私はその肌感覚が耐えられなくて退散。
あれはなんでしょうか。水でも湧いてるのかな?

そそくさと本堂へ。
小さな本堂は洞窟に上手にはめ込まれています。
奥ではお遍路おじさん方がご祈祷してもらってます。
朱印をいただきたいので終わるのを待ちましょう。
守り指輪もなんとなく買う気がしなくて、
返納された山ほどの指輪を眺めたりしてました。

少し待って御朱印をもらい、下山します。
ええ、下りるのもあの岩場ですよ。
これがね、意外と楽しいんです私。
ほほーい!って感じにポンポン下りれる。
まあ、鎖があるからですけどねー。
さて、そろそろ昼食のことを検討しましょうか。
行きたいのは肥土山にある、こまめ食堂。
でも今は瀬戸芸期間中なので混雑必至。
苦肉の策として、お弁当にして次の予定地でいただくことに。

電話で問い合わせると予約はしてなくて、
今すぐに来て整理券をゲットしてくださいとのこと。
オッケー行くぜ!

ぴゅ~っと山を下り・・・と思ったら下りたあたりに無人販売あり。
「あまいみかん100円」とある。そりゃ買いますよ。
買ってたら後ろに山羊発見。
少し見学して向かいます。

肥土山は米どころで、残念ながら新米の時期ではないのですが
こまめ食堂でおにぎり弁当を買いまーす。
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太陽が沈んでいきます。
色の移り変わりが完璧ですね。

さあ、本日のミッションはこれで終了です。
宿に向かいましょう。
今回のお宿は、土庄港近くの旭屋旅館です。
私は旅館にはこれといって要求はないので最低限のことができればよいと思ってここにしました。
近くには土庄港やお土産店、車で数分行けば大きなマルナカスーパーもあり、値段もそこそこで便利。もともとお遍路宿だとかでトイレお風呂が共同らしく、それでこの値段なのかなと思ってましたら、着いてみるとそこはバストイレ付。お客さんも少なめだったからグレードアップしてくださったのかな?それこそ最低限のことはキチッと提供してくださる旅館で、もし再度小豆島に行くことがあったらまたお世話になりたいと思う旅館でした。


2日目、11月某日。

朝ごはんのあと、早速エンジェルロードに向かいます。
2回目は完璧干潮時間のはずです。
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ほらね、昨日は手前の丘から写真を撮りましたが、
今日はエンジェルロードを渡って島まできてます。
エンジェルロードにある案内所の看板猫。
一日中ここにいるみたいです。
写真ではわかりにくいですが、この猫すごく大きいです。
おっとりしててかわいい。連れて帰りたい・・・。
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どんどんいきますよー、今日も予定がびっしりです。

ギネスに載ってる世界最小の海峡、土渕海峡を横目に向かうは渕崎パン製作所。
ここのクリーム入りメロンパンが食べたいのです。
そりゃ都会のオサレなパン屋の方が美味しいんでしょうが、
レトロな袋にも萌えつつ、昭和の味がするパンが食べたいんだ。

全く道に迷うことなく到着。
さあ!・・・と思ったらお店の人が出てきた。
あれ?何?

店員さん曰く、
「まだ焼けてません。焼きあがるのは11時くらいです」

ガビョ~ン!

すっかりメロンパンの口になってたのに。
ないんじゃ仕方ない。
これはもう一回小豆島に来いということだな。

よし!次行こう!

霊場第72番礼所の奥の院、笠ヶ瀧に行きます。
ここはどうやら修行の場らしく、相当険しい道のりになりそうな予感。
走っておりますと、途中コスモス畑がありもちろん寄り道。
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左手から上がってきます。右のが重ね岩。
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すごいすごいすごい!!なんだ、この景色は!
久しくこういう場所に来てない私はテンションあがりまくり!

まずは重ね岩に参拝しましょう。
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もっと暮れるまで上にいたかったんですが、
暗くなると道が真っ暗になってしまって怖いので早めに下山開始。
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真ん中あたり、山の上にチョコンと岩が乗ってるでしょう?
さっきまで、あそこにいたんですよ。
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念願の放哉さん終焉の地も堪能して、そろそろ次に向かいましょうか。

予定が粛々と進みまして時間がありますので
ここからすぐのエンジェルロードに行きましょう。
車だとホントに2分くらい。

今の時間は最大干潮になる途中です。
まずはエンジェルロードを上から望める「幸せの鐘」という丘に登ります。
ほら、まだつながっていないでしょ?

では今度はあのまさに潮がひいていこうとしている場所へ行きます。
明日の朝にもう一度来ます。
おそらくその時はつながっていると思います。

とりあえず予定をこなしていきますよー。

ネットで調べているときに平和堂の「オムレットサンド」が美味しいとありまして、これは食べてみたいとエンジェルロード近くのマルナカ新土庄店に寄って購入、夕食後のおやつにしましょう。


次は、お待ちかねの夕日ア~ンド海の景色を堪能する時間がやってきました。
小豆島は大阪城の城壁を作るときに使用する石を切り出した場所でありまして、山自体が岩ゴロゴロ巨石ゴロゴロなんです。

その一つに小瀬の重ね岩というパワースポットがあります。
その景色が壮大で、これは必見!ということで次はそちらに向かって車を走らせます。
とにかく車が少ないし、道もきれいで、海岸線に出ると気持ちいいし、
小豆島のドライブはサイコーです。

たしか20分ほど走りますと小さな集落の入り口に「重ね岩こちら」みたいな看板発見。
500mくらい集落の中を進んで看板通りに右折して山に入っていきます。
ここからは山道に慣れていない方には少々スリリングかもしれません。
危険を感じるほどの高低差があるヘヤピンカーブの連続、
片側はガードレールなしの崖、車幅ギリギリ、道は落ち葉やコケですべる・・・。
小豆島の山側に登ろうとすると必ずこんな道を通らなければなりません。
都会の道しか走ったことがない方は心して運行してください。

その急な道を進んでようやく駐車場に着きました。
駐車場っていうか広場ですが、これだと20台くらい停めれるんじゃないかな?
今は我々だけで好きなところに停めれます。もっと雑多なところかと思ってたらトイレもあって整備されてます。

さあ、靴紐を締めなおして登り始めましょう!

目の前には天にも昇っていきそうな階段がうねってる!
ところが、途中まではきっちりした階段で幸いリズムよく上がれるんです。
いえ、フーフー息上がってましたけどね・・・。

いとこッチは百名山をバンバン登っている人なので、こういう過酷なときになるとアドレナリンを出しまくって必死な私を見下ろしてニヤニヤします。
そしてあの自撮り棒で私の醜態を激写しているんでしょう。

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小さく見えるのが我々のレンタカー
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左の写真を曲がるとここにつながる・・・。
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さらに左の写真を曲がるとここ。
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ずいぶん登ってきました。あれ?車が増えてる。
この階段地獄を抜けると、今度は鎖場の登場です。
階段はなくなって岩のくぼみを進んでいくんです。
鎖が設置してあるのでそれを頼りにいくわけです。
ところが所々その鎖の支柱自体ががボッコーン壊れてて、
うっそ~んな場所もありました。

でもそうこうしていると私もテンションが上がってきて、
なんだかすごく楽しい!しんどさもない!
これって、クライマーズ・ハイ?んなわけないな~い!

きゃーきゃーいいながらのぼっていきますと、
目の前に広がりました、この景色!
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現在の南郷庵(現・尾崎放哉記念館)
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放哉在庵当時の南郷庵(尾崎放哉記念館HPより)
ここですか~・・・。
ここにねぇ・・・。

じゃあ、入ってみますか。
いとこッチは興味ないと思うから外で待っててくれていいよ。
え?入る?そうなん、つまらんと思うよ~。

「こんにちは~」

入るとすぐに土間と上がり框が2帖位あり、その奥に6帖位のが二間。
係のお姉さんがいて一人210円を支払います。
これね、帰宅してから気付いたんですけど、
このチケットでここと資料館にも入館できたみたい!!
ちょっとぉ~!そういうこと渡す時に説明してよねー!
なんだよ、ヤル気なしだなあ。


支払いが済むと、お姉さんは一言も発せず早々に我々に背を向けてパソコン作業。ずっと監視されてるのも困るけど、そんな感じだったらせめて外の上がり框に居て欲しい。

なかなかの狭さに3人きり。
すごい居心地の悪さですけど、見ていきますよー。

ここで面白いのが、いとこッチ。
放哉って誰?な中、ジックリジックリ展示物を見て回る。
長~い年表を端から全部熟読。
ねぇ、ホントに面白いの?

小さい記念館ですからどんだけジックリみてもすぐに終わります。グッズ(てぬぐいとか本とか・・・)もピンとこなくて買いません。萩原井泉水の書とか、うーん…やめておきます。
結構コピーものの展示が多いし、これだったら資料館の方がよかった?

それと一番気になるのが窓!
南郷庵なのに障子を締め切っちゃってる。

障子あけて置く海も暮れ切る

って、でかでかと石碑立ててるじゃない!
放哉はそこから暮れ切った海を一人でみたんでしょーよ、きっと。
じゃあ、障子あけていいか聞けばいいじゃない?って思う人もいるでしょうけど、
そういう問題じゃないの。
これは開けておいてほしいの。
入った瞬間それ見て、「あぁ・・・」って思いたいわけ。
要するに提供する側の演出をする気があるかないかの話。
それが受ける側の満足につながるわけでしょ?

何も知らない人に日々管理させるからこんなことになるんです。詳しい学芸員を置けとはいいませんけど、地元のことにもう少し心を配れる人に管理してもらいたい。日に幾人しか訪れないんでしょうけど、おざなり過ぎで残念です。記念スタンプだってインクが薄っすいし。



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ほら、ぴっちり閉めきられてる。
まあ、いいや。
ここにこれただけで満足だから。
ホントはダメなんだけど上がり框で写真撮った。特に展示物も写ってないので勘弁してもらおう。
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長い間の友、「海も暮れきる」
つい最近まであったカヴァーがここにくる段になって姿を消した。
どこを探してもみつからない。
いつか出てくるんだろうか?
では、放哉さんのお墓にお参りしましょう。
小さな看板の表示があって迷いません。

墓地を登ってゆくと大きな敷地に大きな墓石。
これかな?と思ったらどうやらここは西光寺さんの敷地のようで、歴代の住職が埋葬されているようだ。
ふと目をやるとその広い敷地の端に小さな墓石がポツン。
え?まさかコレ?
大きさじゃないんです。
他の墓石から一人はなれてあまりにも寂しい佇まいに、
この町の、世間からの、放哉さんの立ち位置を見た気がして・・・。

放哉さんは毎日どんな風景を眺めているのかと墓石の裏にまわってみました。
あぁ・・・。
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「障子あけて置く海も暮れ切る」
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放哉さんのお墓
海がみえない・・・。
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Meipamからほんとにすぐの西光寺さんです。
駐車場に車を停めると、いらさったので僭越ながらお相手いただきました。
この方です。
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小豆島って周りを海に囲まれてるわりに猫が少ない。
これは由々しき問題です。
猫が増えれば観光客が増えるセオリーを展開しましょう!


あ、そういえばお腹下してましたね、いとこッチ。
急いで西光寺さんへ。
放哉が最後の数か月を過ごした南郷庵(現・尾崎放哉記念館)は西光寺さんの奥の院なんです。
ですので当時の住職杉本宥玄氏にはとってもお世話になったわけで、
そこにも一応行っておかないと。

朱印をいただくのは本堂で、そこで見つけてしまいました。

それは年代物のショウケースのなかに数冊重なり置かれていて
一冊を手に取ろうするがそれらはすでに一体化しており、慎重に慎重に一冊をはがしてゆく。
ペリペリ、ペリペリ・・・。

これがその唯一ゲットした放哉グッズだ!
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「放哉さん」600円 すずき出版・1982年初版本!34年間ここに置かれていたのか・・・。  
漫画仕立ての内容に苦笑しつつ、ここにも放哉さんは来てたんだなぁなどと想像しつつ、
当時はなかった三重塔に行ってみます。



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おぉー、見える見える!尾崎放哉記念館と放哉のお墓。
この旅の目的のひとつでもある尾崎放哉記念館訪問とお墓参り。
どこにあんねん!でしょうけど、私には見えてます。

はぁ・・・感慨深い。
だって、ずっとずっと来たかったので想像が大きくなってて。
記念館自体は復元なのでそこまでではないけれど、この町を見たかったんですよね。
放哉がこの道を往復して、町の人々に疎まれたり見守られたり・・。

で、一体誰だそれは!と思われている方でもコレなら聞いたことがあるでしょう。

「咳をしてもひとり」

教科書にも載ってたように思いますが、
最近は又吉さんがお好きだとかでちょっと知られてきましたね。
有難いことです。
私はそれ以前よりいい俳句だなぁと気にはなっていましたが、
その後、NHKのドラマ「山頭火~なんでこんなに淋しい風ふく~」で見た、
ほんの数分間の切なく美しいシーンを通じて放哉の世界に入り込んでしまいました。

そのあと速攻読んだのが「海も暮れ切る」吉村昭著、初版本。
記憶にないですが、本にチョー詳しい姉がその存在を教えてくれたような。
何回読んだでしょうか。
長期の旅行にはいつも携帯してました。
30日間の中国大陸放浪でも、上海から柳園(敦煌)の列車のなか、
平山郁夫の絵画みたいな風景を車窓から望みながら読んだのを思い出します。


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一度、西光寺さんを振り返ります。
うわぁ、ついに念願の場所へきたぞ。
記念館が復元だってかまわない。
ここに来たかったんだ。
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いい時間になりました。お待ちかねのランチですよ。
小豆島でランチというと結構場所が決まってくるんで、おのずと混みあうことが予想されます。今から向かう「カフェ忠左衛門」は特に人気店で、ネットで見ると2時間待ったとかいう方もチラホラいて、そんなバカほど待ちたくないんだけどなぁといったところなんですが、とりあえずいきましょう!混んでたら別を探せばいいさ!


このレンタカーにナビは付いてません。グーグルナビも使いません。地図もほとんど見ません。
それでも案外と道に迷うことがない小豆島です。
前もって地図を頭に入れていけば、そんなに広い島でもないし、海と山が接近してますから方角がつかみやすい。よほど山側に入って行かなければ道も広く整備されてます。噂で地元の方の運転が荒いというようなことも聞いてましたが、そんなこと全然ありませんでした。というか平日だったから車が少なかったのかも。この行程をバスで移動するとしたらとんでもないと思います。小豆島を満喫したい方は是非レンタカーをおすすめします。


じゃあ、出発。
国道から山側に入ると途端に道が細くなります。
車幅ギリギリの道幅なのに対向車が来て、左右の川みたいな側溝に柵がないという恐怖。
そんなことにはなりたくないので、来るなよ~来るなよ~と祈り・・・いや、連呼しながら登っていきます。右に左にクネクネ上がっていくと見えてきました、「カフェ忠左衛門」。さあ、混んでますかね?
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写ってるのはウチのレンタカーです。
へ?
車が一台もない・・・うそ?!お休み?
だって開店時間の11時過ぎてるし、まさか?

とりあえず停めてみる。
作業員の人がこちらを見ながら通り過ぎていくけど何も言ってくれない。
ヤバイ、この時間でこのガラガラはあり得んでしょ?
だって2時間待ちのお店でしょココ。

仕方ないねー。
旅行にはまさかの休業日ってつきもんだしさ。
とりあえず見るだけ見にいってみるか。

ひぃ~!OPENのボード出てるぅ~!!
一階にあるトイレも入らず二階へ駆け上がる我々。

衝撃の一番乗り!

もちろんテラスの特等席確保。
いわゆるこんな席。
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うわぁ~景色がイイ~!
海も山もオリーブ畑もみかん畑も空も全部見渡せるー。
少し風が冷たいけれど、それさえも気持ちイイ。

では注文しましょう!
詳しくはHPを見ていただくとして、我々はパスタ、サラダ、アヒージョ、パン、ハニートーストなどのセットにしました。
ま、食べるのに焦って写真がサラダの段階で終わっているという・・・。
お味はですねー、普通においしくいただけましたよ。スタッフの方々の対応も気持ちよかったです。
ペロッと完食しておいていうのもなんですが、オリーブオイルがすべてのものにもったいないくらい使われていて、え~とぉそのぉ・・・オイルはオイルなわけでやっぱりさっきの試飲みたいになるわけで、デザートのハニートーストまでくるとなかなかのオリーブ三昧なわけで。特にハニートーストにはすいぶんとオリーブオイルが染み込んでいて、オイルのピリッとする感じとバニラアイスの甘さがなんともいえず大人なテイストで、私にはちょっとしんどかったです。食べ方も難しくて、来たときはわぁーおいしそう!だったのに、あっという間に残骸的になっちゃってゴメンナサイって感じに。周りの耳がかたいんだなぁ~コレ。んでキコキコ切ってるうちに、あぁ・・・って。

あ、全然批判じゃないですから。私の主観ですから。ロケーションもいいし、小豆島にきたらランチに是非!混雑と道だけには注意!

それとこの日記は2016年のものでして、現在このカフェは店舗が大きくなったか、移転したか、そんなことを聞きました。行かれる方その辺りを一度調べてから向かわれる方が良いかと思います。
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帰りに撮りました。
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唯一撮ったサラダ
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自社のオリーブ畑
オリーブ三昧を済ませまして、井上誠耕園でお土産を物色。
土庄に向かいましょう。

土庄町にMeipamっていう・・・ちょっと形態がよくわからない場所がありまして、食べる・買う・見るなどわかれてるんで、我々は買うの店である「島モノ家」にいきました。

そこで見つけたのがコレ!
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甘酒こうじ!!
これ欲しかったんです。
麹菌ですよ、アルコールが入っていない甘酒が作れるんです。
嵩張りますけど即買い。
うれしいなぁ~。

ここにきて、いとこッチのお腹が下りだしたので慌てて次の場所へ。